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触覚コンタクトレンズというのをご存じでしょうか。名古屋工業大学で開発されたもので、つけるだけで触覚が鋭くなるというものです。触覚コンタクトレンズは厚さ0.3ミリのシートに、直径1ミリ長さ4.2ミリの突起が生えているだけ。電気的な仕掛けでもなんでもありません。この下の写真のやつを、指あるいは手で押さえつけて物体の表面をなぞるだけ。名古屋工業大学 トヨタ自動車株式会社寄附講座 『技と感性の力学的触覚テ...
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日食の「最悪の場合失明」って、どのレベルの危険度なんでしょう。
日食の「最悪の場合失明」って、どのレベルの危険度なんでしょう。
「最悪の場合失明」で検索してみたら、コンタクトレンズやレーシック、とんがらし(目に入った時)にまで「最悪の場合失明」と出てきました。
最近、インフルエンザの時の銀行休みにしちゃったやつとかみたいな、責任逃れのために過剰に危ない危ない言うのが多すぎて、「最悪の場合失明」と言われても、またそういうことか、て感じで、いまいちピンとこないんですが、日食観察の「最悪の場合失明」は、ほかの「最悪の場合失明」とはレベルの違う「最悪の場合失明」なんですか?
まず、人間の眼の構造ですが、網膜の中で視力が最高に出る部位を黄斑といいます。
視細胞が密集していて網膜そのものを観察したとき、黄色に見える部分です。
この範囲を視界に置き換えると、視線の周囲たった0.5度、すなわち太陽や満月とほぼ同じサイズの非常に狭い範囲しかありません。
それ以外は視細胞がまばらになっているので、実際に見えている様子としては「何かあることはわかっても細かい所がわからない」という見え方になります。
普段景色が隅々までくっきり見えているように思っているかもしれませんが、それは見たい所に視線を送って記憶し、脳内で補完しているからです。
さて、メガネのサングラス等、不適切な方法で太陽の欠けている様子を観察し続けると、網膜:特に黄斑部分に赤外線が集中するため視細胞が加熱され、火傷のような状態になります。
指をライターなどであぶって火傷するのと同じと考えて下さい。
悪いことに、丸い太陽を見るときっちり黄斑を焼きます。
しかも網膜は熱さを感じないので、違和感が出た頃には深刻な事態になっています。
ダメージが大きいと、視細胞が死滅し、視野欠損が起きます。
程度が軽ければ視線部位だけ生乾きの絵画を親指でこすったようにボケて見えてしまい、詳細の判別がつかなくなります。
これはメガネで矯正できるタイプの視力低下ではないので、運転免許等は取れなくなりますが、まだモノが見えるだけマシです。
さらに深刻な事態になると、視野が黒く抜けるかもしれません。
こうなると事実上の失明です。
また、網膜に一部でも穴があくと網膜剥離の危険性が高まるので、視力を完全に失うのも時間の問題になります。
さらにフィルタを付けていない天体望遠鏡で直接見る場合になると、猛烈な光と熱で瞳孔が焼けたり、角膜が損傷を受けるというケースも考えられます。
そういう症例が実際にあったかどうかは話が別ですが、日食観察における「最悪の場合」は、こんな状態でしょう。

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